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えひめこどものための音楽会

2022年7月2日 16時28分

 7月2日(土)の午後、肱東中学校体育館において、「えひめこどものための音楽会(移動公演)」が開催されました。県内唯一の市民オーケストラ「愛媛交響楽団」は県内各地に赴き、子どもたちに生の演奏を披露していました。近年は、コロナの影響で開催できませんでしたが、西日本豪雨災害の復興支援とえひめ南予きずな博のイベントを兼ね、トヨタコミュニティコンサートin大洲として肱東中学校で開催することになりました。これまでも県内各地で子どもたちに生の音楽を聴かせて、感動を与えてきたことを知り、全校で本日の音楽会を楽しみにしていました。

 

 午後1時に音楽会が始まりました。大洲市教育委員会教育長さんの激励のことばから、和んだ雰囲気でスタートしました。生徒席後方では、たくさんの保護者の方もご参観いただき、子どもたちと一緒に生の音楽(演奏)を愉しみました。

 「展覧会の絵」から「プロムナード」、「弦楽セレナーデ」から第2楽章、「シンコペーテッドクロック」、歌劇「天国と地獄」など、聴いたことのある曲が多く、親しみを持って鑑賞できました。強弱や速さ、リズムなど、様々な音楽の変化に、ついつい聴き入ってしまいました。生徒のすぐ目の前で奏でられる音からは、曲の迫力さえも十分に伝わってきました。

 また、ユニークな司会で進行していただいた、「らくさぶろう&ひめさぶろう」さんは、楽器紹介や音楽クイズなどで子どもたちの関心を一層高めてくれました。(クイズ正解者には、トヨタ様より景品までいただきました。)

 さらに、「森のくまさんチャイコに出会った」では、転調の連続に驚きを感じるとともに、音楽の楽しさの原点を味わいました。聴いていて、とても心地よかったです。このとき、拍手は最高潮でした。

 音楽会の最後に、肱東中学校の校歌をオーケストラの伴奏で歌いました。マスク越しにはなりましたが、皆が顔を上げて堂々と歌う姿にとても感動しました。ウイズコロナで立ち向かう、子どもたちのエネルギーを感じました。

 

 オーケストラの生の音楽を聴き、音楽の楽しさやすばらしさに触れられたことは、子どもたちの心の中にいつまでも残り、癒し続けることと思います。あっという間の1時間で、暑さを忘れて心も体もリフレッシュできたように感じます。

 感動とともに幸せな気持ちを与えてくださった「愛媛交響楽団」演奏者及びスタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、開催にあたり、ご尽力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。誠に、ありがとうございました。